2ストロークエンジン
案件情報
特許権
ジャンル:
環境・エネルギー
登録番号:
特許第6359734
共通項目
希望取引:
- 売買
権利者:
川本 幸徳
説明
従来の2ストロークエンジンでは燃費が悪く、排ガスによる環境への影響が大きかったという難点を解決し、良燃費かつ排ガスがクリーンなエンジンを作成するための技術です。
本技術では通常の2ストロークエンジンが備えている構造である、シリンダサイドに配置した排気ポート及び掃気ポートを必要としない構造で単一掃気方式の2ストロークエンジンを作成可能であるため、排気ガスから環境負荷の強い物質をなくすことができます。
これにより以下のような特徴を持ったエンジンを作成可能です。
- 超ロングストローク(ストローク/ボア比2.5〜3)を実現
- 内歯と遊星歯車の組合せによるコンパクトな直線往復機構
- 歯車摺動部は無潤滑エアベアリング採用
- 遊星歯車部に返りバランサーを装着し完全バランスを実現
- ピストン・ピンのないCFRP製ピストン・ロッド一体構造
- ピストン・ロッド部に帰気通路を配置
- 燃焼ピストンに非接触エアシール採用
- 掃気ピストンにセラミックコートを施し無潤滑化を実現
- 帰気シリンダーにダイアモンドコートを施し無潤滑化を実現
- シリンダー下部の掃気ポートは廃止
- センター中心配置排気弁は電磁駆動1弁ポペット弁採用
- 11はアモルファス芯材固定子と稼動子間アキシャル構造
- 排気弁戻りはキャパシタ充電回生回路採用
- 超希薄予混合着火での多点燃焼方式を採用
- 静圧過給と二段圧縮により高効率過給システムを構築
- 燃焼ピストンと過給掃気ピストンからも軸出力に転換
これらの結果、以下のような効果が期待できます
- 高膨張比化でエンジン熱効率50%以上が達成可能
- 同出力従来比で35%〜45%製造コストを低減できる
- 高い熱効率で従来比大幅な二酸化炭素削減が可能
- 小規模な排ガス後処理でクリーンな地球環境に貢献できる
幅広い応用が可能な技術であり、本件技術や応用技術についてご要望があれば試作品を作成することも可能です。