水素製造方法
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水素製造方法について、メタン(CH4)を原料に、触媒に炭酸カリウム水溶液(K2CO3+H2O(l))を使用して、水素(100%)およびCO2(100%)を分離製造するプロセスを説明いたします。
原料 触媒
メタン(CH4)、 炭酸カリウム水溶液(K2CO3+H2O(l))
湿り水蒸気中の水微粒子H2O(l))(30μm)中のカリウム陽イオンが以下のように生成します。(水微粒子のサイズは湿り水蒸気の乾き度で調節します)
K2CO3 + H2O(l) → K+ + KHCO3 + OH- (0)
水微粒子中のH2O(l)は入熱により水蒸気となって、気液界面の外側(気相)に出ます。一方、カリウム陽イオン(K+)は大きいために気液界面の内側にとどまります。
この状態で、メタンガス(CH4)を反応器内に吹き付けます。そうすると、炭素(C)
は電位が0Vで、カリウムイオンは+3.5Vなのでカリウム陽イオン(K+)と炭素(C)
は電気的に結合します。そうすると、炭素と結合していた水素は炭素から離れます。
K+ + C → K+・C (1)電気的結合
CH4 → C + 4H (2)メタン分解
4H → 2H2 (3)H2製造
水微粒子界面外側のCと2H2O(g)が反応して、CO2と2H2が生成します。
C + 2H2O(g) → 2H2 + CO2 (4)H2製造
(0)+(2)+(3)+(4)は、
K2CO3 + H2O(l) + CH4 + 2H2O(g)→ K++ KHCO3 + OH- + 4H2 + CO2 (4)
実際の反応器出口は反応器出口流体は以下のようになります。
気相側 液相側
4H2 + CO2 + 20H2O(g) K+ + OH- + KHCO3
冷却器出口流体は以下です。
気相側 液相側
4H2 CO2 + K+ + OH- + KHCO3 + 20H2O(l)
気液分離器出口流体は以下です。
気相側 液相側
無し CO2 + K+ + OH- + KHCO3 + 20H2O(l)
溶液再生器でCO2を回収し、触媒である炭酸カリウム水溶液となって、反応器に注入されます。
注記:a. (l)および(g)はそれぞれ、液体状態、気体状態を表します。
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