オキナワモズクを原料とした環境にやさしい天然物由来の凝集剤
案件情報
特許権
ジャンル:
化学・バイオ・薬品・食品
登録番号:
特許第5761735
共通項目
希望取引:
- 相談可
権利者:
国立大学法人琉球大学
説明
【概要】
オキナワモズクからフコイダン等の有効成分を抽出した残渣が水中の汚濁物質の凝集に効果的であることを見出し、天然由来の海藻多糖凝集剤を完成させた。僅か10 ppmの凝集剤を、人工汚濁物質のカオリン微粒子が1,000
ppm浮遊した汚濁水に加えるだけで飲料可能な清浄な水を得ることを可能にするほか、赤土を含む濁水に対しては赤土成分を凝集沈殿させ、海水の赤土汚染を軽減できる。
本凝集剤は、 天然物由来であるため、環境および人体に安全であり、原因物質を抽出する必要がないため、二次副産物を出さず、極めて低いコストで製造可能である。
【説明文】
現在、既存の凝集剤としてPACや硫酸バンドが一般的に使用されているが、これらの人体や環境への安全性が懸念されている。我々が開発した凝集剤は、赤土を含む濁水の凝集剤として利用できるほか、食品分野や浄水工程中の凝集処理として、また、建築現場での浚渫工事の凝集沈殿剤としても利用が期待できる。特に、本凝集剤は天然物由来凝集剤であり、かつ低コストで生産できることから、キチン・キトサン系凝集剤など、既存の天然物由来凝集剤の代替としての利用が期待できる。