フレシキブル基板の製造方法
案件情報
特許権
ジャンル:
環境・エネルギー
登録番号:
特許第6718638
共通項目
希望取引:
- 相談可
権利者:
国立大学法人琉球大学
説明
【概要】
本発明は、樹脂基材上に、チタン層と、バッファ層と、絶縁層と、アモルファスシリコン層を順次形成し、アモルファスシリコン層に、その表面温度が1600~2000Kの範囲で、エキシマレーザーを、波長190~400nm、パルス幅15~50ns、周波数500~6kHz、10~200パルス、単位面積当たりのエネルギー量50~200mJ/cm2の条件で照射する、フレキシブル基板の製造方法である。
この製造方法によれば、樹脂基材の表面温度が一度も500K(約227℃)を超えないため、基材の炭化等による損傷を防ぎ、耐熱温度が低い樹脂でもトランジスタ形成用の基材として使うことができる。
【説明文】
液晶ディスプレイ(LCD)には、薄膜の電界効果トランジスタ(TFT)が用いられるが、近年は可撓性のある構造が求められるようになり、フレキシブルな樹脂基材が注目されている。そこで、本発明者らは、熱に弱い樹脂基材でも薄膜トランジスタ(TFT)を製造できる樹脂基材の製造方法を発明した。この製造方法は、基材上に金属層および耐熱性のバッファ層を形成することで、シリコン層を結晶化させる際にエキシマレーザーを照射しても、その熱が金属層およびバッファ層によって拡散され、樹脂基材が耐熱温度以上に加熱されない。その結果、樹脂基材の炭化等の破損を防止でき、様々な樹脂基材を利用できるようになる。