細胞シートの製造方法
案件情報
特許権
ジャンル:
化学・バイオ・薬品・食品
登録番号:
特許第5757706
共通項目
希望取引:
- ライセンス
- 相談可
権利者:
国立大学法人岡山大学
説明
目的
ヒトに対する移植治療に用いられる、抗菌性能を有した細胞シートを製造する方法を提供する。技術概要
底面に剥離性ポリマー層を有する容器中で、好酸球カチオン性タンパク質(ECP)を含有する培地の存在下に、ヒト由来線維芽細胞を培養する細胞シートの製造方法である。培地は、さらにアスコルビン酸を含有する。好酸球カチオン性タンパク質は、ヒト由来である。線維芽細胞は、表皮線維芽細胞又は歯肉線維芽細胞である。剥離性ポリマー層は、温度感受性ポリマーを含有する。温度感受性ポリマーは、ポリ-N-イソプロピルアクリルアミドである。ヒト由来線維芽細胞は、結合組織を構成する細胞で、コラーゲン等の細胞外マトリックスタンパク質を分泌するものであればよく、線維芽細胞の由来組織については、特に限定はされない。具体的には、口腔内の粘膜若しくは歯肉、皮膚、消化管粘膜、呼吸器粘膜等に由来する線維芽細胞が挙げられ、中でも、口腔内の歯肉由来の線維芽細胞が好ましい。培養条件は、通常5%程度のCO↓2、及び95%程度の湿潤環境下にて培養すればよく、培養温度は通常37℃程度とすればよい。図はrhECPを用いたヒト歯肉線維芽細胞シートである。(A)実施例、等倍:(B)比較例、等倍:(C)実施例、5倍:(D)比較例、5倍である。