シラフルオレン誘導体の製造方法
案件情報
特許権
ジャンル:
電気・電子
登録番号:
特許第5594762
共通項目
希望取引:
- ライセンス
- 相談可
権利者:
国立大学法人岡山大学
説明
目的
有機EL材料の構成要素として、芳香環同士がケイ素で架橋された分子が利用されており、そのひとつとして、ケイ素架橋シラフルオレンの利用が期待されている。一般に、従来のシラフルオレンの合成には、原料となる化合物内に余分な置換基を必要としていたため、煩雑で高コストな製造プロセスとなり、また、副生成物の処理と環境への負荷が問題となっている。そこで、より安価で簡便かつ、副生成物による環境への負荷が少ない製造方法を提供する。技術概要
このシラフルオレン誘導体の製造方法は、触媒の存在下に、構造式(1)で示される2-ヒドロシリルビフェニルまたはその置換体を脱水素反応させることにより構造式(2)で示されるシラフルオレン誘導体を得ることからなる。ここで、触媒は、好ましくは、マンガン、テクネチウム、レニウム、鉄、ルテニウム、オスニウム、コバルト、ロジウム、イリジウム、ニッケル、パラジウムおよび白金から選ばれた金属の化合物、例えば、RhCl(PPh↓3)↓3、PtO↓2等である。構造式(1)で示される2-ヒドロシリルビフェニルまたはその置換体の具体例として、2-ジメチルヒドロシリルビフェニル、2-ジエチルヒドロシリルビフェニル、2-ジイソプロピルヒドロシリルビフェニル、2-メチルフェニルヒドロシリルビフェニル、2-ジメチルヒドロシリル-3-メチルビフェニル、2-ジメチルヒドロシリル-2’-メチルビフェニル、2-ジメチルヒドロシリル-4’-トリフルオロメチルビフェニル、2-ジメチルヒドロシリル-4’-メトキシビフェニル、2-(2-ジメチルシリルフェニル)ナフタレン等が挙げられる。図にシラフルオレン誘導体の合成例を示す。