シロアリの卵の揮発性コーリングフェロモンおよび女王フェロモンを利用した駆除技術
案件情報
特許権
ジャンル:
化学・バイオ・薬品・食品
登録番号:
特許第5754812
共通項目
希望取引:
- ライセンス
- 相談可
権利者:
国立大学法人岡山大学
説明
目的
従来、卵認識フェロモンについては十分な活性を実現できていたが、シロアリの巣の外部に設置した擬似卵を、巣から出てきた斥候ワーカーに持ち帰らせる試験では、擬似卵の運搬率は実物の卵に比べて平均運搬率が低く、また、運搬率にばらつきがあった。擬似卵型駆除剤を巣外に設けた導入ステーションから運搬させる場合、運搬率を上げるための追加技術が必要であった。かかる点を改善した、新規シロアリの誘引剤、それを含むシロアリ擬似卵、並びにそれらを用いるシロアリ駆除・防除方法を提供するとともに、新規シロアリの発育抑制剤をも提供する。技術概要
1-ブタノール、2-ブタノール、またはそれらのエステル、ケトン、エーテル、カルボン酸、またはそれらの塩を含有するシロアリ誘引剤、およびシロアリ発育抑制剤、並びにシロアリの卵を模した基材に卵認識フェロモンおよびこれ等シロアリ誘引剤を含有せしめたシロアリ擬似卵が提供される。更に、シロアリの卵を模した基材に卵認識フェロモン、および殺虫活性成分、孵化阻害物質、生殖阻害物質、発育阻害活性成分、または昆虫病原菌からなる群より選択される成分を含有せしめた擬似卵の周囲に上記シロアリ誘引剤を設置し、卵運搬行動を利用して巣内に運搬させるシロアリの駆除方法、並びにシロアリ誘引剤をシロアリに与え、シロアリの行動を撹乱するシロアリの行動撹乱方法が提供される。図は、実験開始から24時間以内に巣内に運搬された擬似卵の割合を示す図である(異なるアルファベット間で有意差あり(Tukey-Kramer HSD検定)、ブチルブチレートを添加することにより添加しないものに比べて擬似卵の運搬活性を高めることができたが統計上の有意差は認められなかった。)。