経口投与用リポソーム製剤およびその製造方法
案件情報
特許権
ジャンル:
化学・バイオ・薬品・食品
登録番号:
特許第5638204
共通項目
希望取引:
- ライセンス
- 相談可
権利者:
国立大学法人岡山大学
説明
目的
所望のpH感受性および生体に対する安全性を有する経口投与用リポソーム製剤、およびこの経口投与用リポソーム製剤の簡便かつ安価な製造方法を提供する。技術概要
内水相がpH3以下であるリポソームが、外膜に修飾を施すことなしに所望のpH感受性を有すること、およびリポソームが簡便かつ安価に製造可能であることに着目し、かかるリポソームに薬物を担持させることにより経口投与用製剤として利用し得ることを見出した。脂質で形成された小胞と小胞内に存在する内水相とを備えたリポソームを含み、リポソームの内水相のpHが3以下であり、かつリポソームが酸性で安定な薬物を担持している、経口投与用リポソーム製剤である。内水相のpHが-1以上である。リポソームが、pH7以上8以下の環境下では薬物を担持し、pHが3以下の環境下では薬物を放出する機能を有する。酸性で安定な薬物は、向精神薬である。向精神薬は、催眠鎮静薬である。小胞の外膜表面が合成化合物による修飾を有するものでない。pH3以下である酸性溶液下で、脂質と酸性で安定な薬物とを懸濁することを含む、経口投与用リポソーム製剤の製造方法である。図に、異なるpH環境によるミダゾラム放出率の経時的変化を示す。