新規抗住血吸虫剤
案件情報
特許権
ジャンル:
化学・バイオ・薬品・食品
登録番号:
特許第5587776
共通項目
希望取引:
- ライセンス
- 売買
- 相談可
権利者:
国立大学法人岡山大学
説明
目的
住血吸虫症は、住血吸虫の成虫が静脈に寄生することで生じる疾患であり、住血吸虫はヒトが河、湖、沼などの淡水に入って感染する。日本では対策が進み撲滅されたが、中国、東南アジアやアフリカ等では感染地域が広く残っている。現在、ワクチン等予防手段がないので、予防薬ともなり得る新規抗住血吸虫剤の開発が、国際的にも望まれている。そこで、新規な抗住血吸虫剤を提供する。技術概要
住血吸虫症に対する予防および治療に有用な新規抗住血吸虫剤であり、一般式(Ⅰ)で表されるペルオキシド誘導体を有効成分として含む。式中、Cは置換基を有しても良い脂環式炭化水素環基、nは1~6の整数である。一般式中、Cが置換基として低級アルキル基を有する脂環式炭化水素環基、特に、Cが、4-tブチルシクロヘキシリデン、シクロドデシリデンまたはアダマンチリデン基が好ましい。特に好ましいペルオキシド誘導体は式(Ⅱ)の化合物、1,2,6,7-テトラオキサスピロ[7,11]ノナデカンである。この新規抗住血吸虫剤は、経口、皮下注射、静脈注射、局所投与等の何れの経路で投与しても良い。図は、住血吸虫のライフサイクルと新規抗住血吸虫剤の有効投与時期を示す図、および新規抗住血吸虫剤による虫体数に及ぼす影響と産卵数に及ぼす影響を示す図である。