医療用樹脂組成物、樹脂組成物の製造方法及び成形品の製造方法
案件情報
特許権
ジャンル:
化学・バイオ・薬品・食品
登録番号:
特許第4517148
共通項目
希望取引:
- ライセンス
- 相談可
権利者:
国立大学法人岡山大学
説明
目的
刺激性の物質の溶出が抑制され、エンドクリン阻害物質等による人体への悪影響が低減し、しかも操作性よく調製することの可能な、医療用途に適した樹脂組成物を提供する。技術概要
エステル基を有する繰り返し単位から構成される重合体(A)と、ビニルエステル単量体(B)とからなる医療用樹脂組成物である。重合体Aは、ポリアルキル(メタ)アクリレート、特に、ポリメチルメタクリレート、ポリエチルメタクリレート及びメチルメタクリレート-エチルメタクリレート共重合体から選ぶ一種以上である。また、単量体Bは、カルボン酸のビニルエステルであり、炭素数が6以上であり、分子内に2個以上のビニル基を有する。樹脂組成物は、重合体A100重量部に対して単量体B20~200重量部を含有することが好適である。また、更に重合開始剤(C)を含有することも好適である。この医療用樹脂組成物の好適な実施態様は歯科用樹脂組成物であり、粘膜調整材、機能印象材、裏装材、義歯床材及びマウスピース材に好適に使用される。図は、単量体Bなどの分子量を横軸にして、縦軸に平均直径30mmの加重開始時間(分)をプロットしたグラフである。同種の化合物であれば、分子量が高いほど増粘速度が低下する。また、同程度の分子量であれば直鎖アルキルビニルエステル(飽和、不飽和とも)>シクロアルキルビニルエステル>分岐アルキルビニルエステルの順に、増粘速度が速い。