液晶ポリマーの改質方法
案件情報
特許権
ジャンル:
化学・バイオ・薬品・食品
登録番号:
WO2007-091466
共通項目
希望取引:
- ライセンス
権利者:
株式会社レフ・テクノロジー
説明
液晶ポリマー(LCP)は液状で分子のからみ合いがすくなく、剪断力を加えると1方向に配向し、冷却すると分子が配向したまま固化するために、高強度、高弾性率が得られる。例えば、全芳香族ポリアミドは高強度、高弾性率、耐熱性に優れた繊維やフィルムとして知られている。しかしながら、これは溶媒中に溶解して液晶を形成する溶液型液晶であり、溶液成形による以外には繊維やフィルムをつくれない欠点がある。
他方、全芳香族ポリエステルは溶融状態で液晶を形成する溶融型液晶であり、溶融成形できるという大きな利点がある。しかしながら、溶融状態の粘度を低く保つ必要があり、成形前には重合度を十分に上げることができない。そのため、溶液型液晶と比較して物理的な強度の向上には限界がある。成形後に固相重合させて重合度を高める方法も知られているが、真空下での高温処理が必要となり、製造コストが高くなる。
本特許技術においては、フェムト秒レーザーを持ちいることで熱損傷を抑制しながら、ポリマーに瞬時にエネルギーを注入することにより、ポリマーの分子構造、重合度、分子量分布などを変化させ、物理的化学的特性の向上につながる実質的な構造変化を実現するものである。